ヘンリー・コンティネン(フィンランド)/ジョン・ピアース(オーストラリア)は11月15日、「ATPファイナルズ」(11月12日~11月19日/イギリス・ロンドン/室内ハードコート)のダブルスで、予選の2試合目に臨んで勝利したことで、決勝トー…

ヘンリー・コンティネン(フィンランド)/ジョン・ピアース(オーストラリア)は11月15日、「ATPファイナルズ」(11月12日~11月19日/イギリス・ロンドン/室内ハードコート)のダブルスで、予選の2試合目に臨んで勝利したことで、決勝トーナメントへの進出争いに踏みとどまった。

今回の試合は、予選グループBのエルティン/ハーフース組の1戦として行われたもので、対戦相手はジャン ジュリアン・ロジェ(オランダ)/オリア・テカウ(ルーマニア)だった。

両ペアとも、すでに1敗を喫しており、決勝トーナメントへの進出への可能性を残すには勝たなければならない試合だった。勝者は1勝同士で行われたもう1試合の敗者と準決勝への切符の獲得を賭けてぶつかる見通しだ。◇   ◇   ◇

試合は、1セット目からブレークを奪い合う拮抗した展開。コンティネン/ピアースは第5ゲームで、ロジェ/テカウのサービスをブレークし、1ブレークのリードを確保した。

しかし、第10ゲームで、ロジェ/テカウがブレークバックを実現し、カウントをイーブンに戻すと、1セット目の行方はタイブレークにもつれこんだ。結局、コンティネン/ピアースは2度、ミニブレークすると、そのまま第1セットの自分のものにした。

さらに、第2セットでも、第4ゲームでコンティネン/ピアースが、第9ゲームではロジェ/テカウがブレークし、1セット目と同様に、タイブレークへ突入。

互いにミニブレークをしあう展開で、両ペアを合わせて、5度のミニブレークの末に、コンティネン/ピアースがマッチポイントでこの試合で最後となる5度目のミニブレークを達成して、勝利を決めた。

今回の対戦結果により、コンティネン/ピアースは1勝1敗の五分に持ち込んでおり、次戦ではピエール ユーグ・エルベール(フランス)/ニコラ・マウ(フランス)と準決勝への切符を賭ける試合に臨む。同試合は16日に行われる見通しだ。(テニスデイリー編集部)

※コンティネン/ピアースは準決勝への進出を賭けた次戦でエルベール/マウと対戦する予定だ

(Photo by Alberto Pezzali/NurPhoto via Getty Images)