<プロレスリング・ノア:後楽園大会>23日◇東京・後楽園ホール今年9月に左足のリスフラン靱帯(じんたい)を損傷し、欠場を…
<プロレスリング・ノア:後楽園大会>23日◇東京・後楽園ホール
今年9月に左足のリスフラン靱帯(じんたい)を損傷し、欠場を続けていた“The Real Rebel”OZAWA(29)がメインイベントでリング復帰を果たした。
もともと出場予定のなかったOZAWAは、この日の第1試合の前にリングに姿を現し「俺も参加してやる!」と宣言。自らメインイベントのカードを変更し、マサ北宮&タダスケと組んでYoshiki Inamura(稲村愛輝)&清宮海斗&遠藤哲哉と戦った。
OZAWAは終盤、遠藤のバーニングスタープレスで3カウント献上寸前のピンチに陥ったが、ヨシ・タツがレフェリーの足を引っ張って回避。その後も遠藤のジャンピングニーを浴びるなど劣勢を強いられたが、最後は北宮が遠藤にサイトースープレックスを見舞い、稲村はイスで殴打。そしてOZAWAが18分13秒、遠藤に完璧なReal Rebel(ワンステップでコーナーに飛び乗って繰り出すフェニックス・スプラッシュ)を決めて勝利をもぎ取った。
OZAWAは試合後、文明堂のOZAWAカステラを取り出すと、遠藤の顔になすりつけ、自らも遠藤に顔を近づけて、そのカステラをムシャムシャ。それを見た稲村がブチ切れてOZAWAを暴行し、稲村は関係者に引き離されてようやくリングを後にした。
OZAWAは試合後のマイクで「あの、最後、非道な行為がありまして、クリーンなファイトができず申し訳ありませんでした」と稲村を悪者にして謝罪。そして「改めまして2025年の最優秀試合賞、2025年で1番良い試合をした男、OZAWAでーす」とあいさつした。
OZAWAは「2025年、私、OZAWAではじまり、OZAWAで終わる。それがプロレスリング・ノア、もとい、プロレスリング・オザのあるべき姿なのではないでしょうか。2026年1月1日、日本武道館、あの大悪党、Yoshiki Inamuraを倒し、またこのノアを引っ張っていきますので応援よろしくお願いします。すべてはノアのために! The Real Rebel]と叫んで今年最後の大会を締めくくった。