阪神が23日、大阪市内のホテルで関西運動記者クラブが25年に活躍した団体、選手をたたえる「第69回関西スポーツ賞」を受賞…

阪神が23日、大阪市内のホテルで関西運動記者クラブが25年に活躍した団体、選手をたたえる「第69回関西スポーツ賞」を受賞した。2リーグ制後では史上最速となる2年ぶりセ・リーグ優勝をたたえられての表彰。出席した粟井一夫球団社長(61)は壇上で「関西が非常に盛り上がった。万博もありノーベル賞の方もおられましたけども、そういう年にタイガースもいい勝ち方ができたなと本当にうれしく思っております」と喜びを口にした。

また、今季限りで現役を引退した原口文仁内野手(33)は個人で功労賞を受賞した。19年1月に大腸がんの手術を受け、5年経過した24年1月には完治を報告。大病も乗り越え、阪神で16年間の現役生活を全うしたことをたたえられた。

「今まではプレーでみなさんに勇気や元気を与えたいと思ってプレーしてきたけれど、それは今年でひと区切り。これからは自分が経験してきたことを講演活動などで伝えて、みなさんの挑戦を後押しできたらうれしいなと思っています」と笑顔で抱負を語った。

阪神からは今年2月に91歳で亡くなった吉田義男さんも特別・功労賞を受賞となった。

○…特別・功労賞を授与された吉田義男さんの長女にあたる八田智子さんは「よく3度も監督を務めることができました。最後まで阪神戦の記録を毎日ノートに書き込んでいたし、一番の阪神ファンでした」と振り返った。「今年も優勝を喜んだことでしょう。来年は日本一奪回を期待していると思います」と亡き父を代弁した。

【団体】

▽プロ野球・阪神タイガース=2リーグ制後では史上最速で2年ぶりセ・リーグ優勝

▽男子バレーボール・サントリーサンバーズ大阪=SVリーグ初代王者

▽女子バレーボール・大阪マーヴェラス=SVリーグ初代女王

▽競馬・矢作芳人調教師、坂井瑠星騎手=11月、フォーエバーヤングでブリーダーズカップクラシックを日本人調教師、日本人騎手として初勝利。

【功労】

▽プロ野球・原口文仁氏=大腸がんを乗り越え、阪神で16年間の現役生活を全う。今季限りで引退

▽ボクシング・高山勝成氏=13年に日本人初の世界主要4団体制覇。今年3月に現役引退を発表。

【特別・功労】

▽プロ野球・吉田義男さん=阪神で活躍後、1985年には監督としてリーグ制覇、球団初の日本一を達成。今年2月3日、91歳で死去

▽サッカー・釜本邦茂さん=日本代表として1968年メキシコ五輪得点王(7得点)、国際Aマッチ日本代表歴代最多75得点・今年8月10日、81歳で死去。

【個人】

▽陸上・久保凛=東大阪大敬愛高3年時の今年9月、女子800メートルで世界選手権に出場

▽ゴルフ・山下美夢有=メジャー大会の全英女子オープンで米ツアー初優勝

▽体操・杉原愛子=今年5月のNHK杯で10年ぶり個人総合優勝。10月の世界選手権では種目別床運動で金メダル獲得

▽競歩・山西利和=今年2月の日本選手権20キロ競歩で1時間16分10秒の世界新記録を樹立。9月の世界選手権にも出場

▽競泳・梶本一花=世界選手権に競泳とオープンウオータースイミング(OWS)で出場。OWSの3キロノックアウトスプリントで日本人初の金メダルを獲得。