競泳日本代表として世界を舞台に戦ってきた瀬戸大也が20日、自身の公式インスタグラム(@)daiya_setoを更新した。…
競泳日本代表として世界を舞台に戦ってきた瀬戸大也が20日、自身の公式インスタグラム(@)daiya_setoを更新した。オーストラリア・ケアンズで熱気球に乗った際の様子を公開し、開放感あふれるオフショットが注目を集めている。
瀬戸は「ケアンズで熱気球に乗ってきました」とつづり、南半球最大級という熱気球の前でポーズを決める写真を投稿した。風任せに空を進むフライトは毎回ルートや着地点が異なるといい、朝焼けに染まる空や、低空飛行時に見えたカンガルーやワラビーの姿にも触れている。世界選手権やオリンピックを経験してきた瀬戸だが、競技とは異なる自然のスケールに身を委ねる時間は、心身のリフレッシュにもつながっているようだ。トップアスリートとして張り詰めた日常とは対照的な、素の表情が印象的である。
今回の投稿は、結果や記録とは別の角度から瀬戸大也という人物を感じさせてくれる。日の出とともに空へ浮かび、自然のリズムに身を任せる体験は、常に時間や数字に向き合うアスリートにとって貴重なひとときだろう。競技人生を支えるのは、こうした心の余白と新しい刺激なのかもしれない。ケアンズの空で得た感動は、次の挑戦へ向かうエネルギーとして、静かに蓄えられているように感じられる。
文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部