ルーカスは身長190センチ超えの本格派左腕として活躍が期待される(C)Getty Images 阪神は12月23日、今季…

ルーカスは身長190センチ超えの本格派左腕として活躍が期待される(C)Getty Images
阪神は12月23日、今季ブルージェイズでプレーしたイーストン・ルーカスと来季の選手契約を締結したと発表した。背番号は「42」に決定した。
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ルーカスは2019年ドラフト4巡目でマーリンズから指名を受け、23年にアスレチックスでメジャーデビューを果たし、その後はタイガース、ブルージェイズと渡り歩いた。
メジャー通算20登板で4勝をマーク。今季はブルージェイズで6試合(内先発5試合)に登板、3勝3敗、防御率6.66。また対左打者においては防御率1.50としっかり抑えていることも注目される。
身長191センチ、体重94キロの本格派左腕とされ、角度ある150キロ超えるフォーシームやスライダー、チェンジアップなど多彩な変化球も持ち味だ。
球団を通じて「2026年シーズンに阪神タイガースに加入することができ、心から感謝するとともに、とても興奮しています。タイガースは非常に歴史と伝統のある球団であり、その一員としてプレーする機会をいただけたことを大変光栄に思っています。チームの勝利に少しでも貢献し、日本一を成し遂げるために全力を尽くします」と力強いコメントを残した。
これでチームにとってはオフに入って4人目の助っ人補強となった。今季シーズン途中から加入、存在感を見せたラファエル・ドリスとは再契約、また同じく救援として変則スライダーが話題のダウリ・モレッタ、野手では遊撃候補と目されるキャム・ディベイニーと着々と課題を埋める補強を進めている。
そして、先発左腕枠といえば、チームでは今季9勝をマークした大竹耕太郎を筆頭に、伊藤将司、ルーキーの伊原陵人、高橋遥人、門別啓人とベテランから若手まで他球団垂涎の豊富なラインアップが光る。
ここに新たにルーカスが加わることに。クリスマス直前のお昼に球団公式HP上で獲得の一報が流れると、ファンからも「待ってました!!」「キター!!」「連覇に向けての布陣が整った」「デュープの穴は埋まるな」「補強がえぐすぎる」など、喜びの声が一斉に上がっている。
ほかにもチームではオフに入って、日本ハムから交換トレードでベテラン捕手の伏見寅威を獲得。ドラフトでは即戦力ルーキーの呼び声高い立石正広(創価大)を引き当てるなど、まさに課題をピンポイントに埋める的確な補強が目立つ。
悲願のリーグ連覇、日本一奪回に向けて、藤川阪神に死角はなさそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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