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 12月23日、高校バスケの日本一を決める全国大会「SoftBank ウインターカップ2025 令和7年度 第78回全国高等学校バスケットボール選手権大会」が開幕。京王アリーナTOKYOで行われた女子1回戦で札幌山の手高校(北海道)と日本航空高校(山梨県)が対戦し、札幌山の手が79-78で競り勝った。

 一進一退の展開となった好ゲームは札幌山の手がわずかにリードする展開で45-42で折り返し、第4クォーターに入ってからもリードチェンジが繰り返される大接戦となった。勝負が決まったのは1点差の試合時間残り32秒、札幌山の手の高橋優希がタフレイアップをねじ込み79-78と逆転に成功。残り10秒で高橋優希が得たフリースローは2本とも失敗に終わったが、なんとか最後のディフェンスで1点リードを守り抜きタイムアップ。土壇場で踏ん張った札幌山の手が初戦を突破した。

 個人スタッツでは、高橋優希が33得点1アシスト4スティール、ベンチスタートだった大森伊月も31分の出場で14得点2スティールで2桁得点をマーク。日本航空はアジェウォレメルシーがゲームハイとなる39得点27リバウンド3ブロックと獅子奮迅の活躍を見せたが、あと一歩及ばなかった。

 1回戦を突破した札幌山の手は、明日24日9時00分から東京体育館Bコートで行われる2回戦で、シードの岐阜女子高校(岐阜県)と対戦する。

■試合結果

<ウインターカップ2025女子1回戦>

札幌山の手 79-78 日本航空

山の手|30|15|20|14|=79

日本航|27|15|19|17|=78

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