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12月22日(現地時間21日、日付は以下同)。ヒューストン・ロケッツは、敵地ゴールデン1・センターでサクラメント・キングス戦に臨み、第4クォーター残り2分16秒で5点をリードしていた。
ところが、ロケッツはそこから点を奪うことができず、キングスがデマー・デローザンのダンク、残り14.2秒にラッセル・ウェストブルックの3ポイントシュートで追いつき、終了間際にケビン・デュラントが狙った3ポイントが落ちたことで延長に突入。
延長でもリードが入れ替わった試合は、残り10.4秒にジャバリ・スミスJr.のフリースロー2本が決まり、ロケッツが2点をリードしたものの、残り3.1秒にデニス・シュルーダーが値千金の長距離砲をヒット。逆転をかけてデュラントがプルアップジャンパーを放つも決まらず、ロケッツは最終スコア124-125で惜敗となった。
これでロケッツは直近5戦で2勝3敗。しかも敗れた3試合はいずれも延長にもつれるも、5点差以内で落とすこととなり、ウェスタン・カンファレンス6位の17勝9敗とした。
キングス戦では、アルペレン・シェングンがゲームハイの28得点に6リバウンド2スティール2ブロック、デュラントが24得点10リバウンド8アシスト、アメン・トンプソンが18得点9リバウンド8アシスト3スティール、スミスJr.が18得点5リバウンド2スティール、タリ・イーソンが16得点3アシスト、リード・シェパードが15得点4アシストを記録。
チームは惜敗も、デュラントはNBA歴代8位のレギュラーシーズン通算3万1179得点に加え、7948リバウンド、さらにアシスト数でも5000本を突破して5007本に到達した。
37歳のベテランフォワードは、レギュラーシーズン通算1147試合で3万得点、5000リバウンド、5000アシストをクリア。これはマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか/960試合)、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ/1107試合)に次ぐNBA史上3番目の速さとなった。
さらに、キングス戦で8本のショットを沈めたことで、デュラントは通算フィールドゴール成功数1万750本とし、“ロケッツの先輩”アキーム・オラジュワン(元ロケッツほか/1万749本)を抜き、NBA歴代10位へ浮上。
現在アウェー6連戦中のロケッツは、24日にロサンゼルス・クリッパーズ、26日のクリスマスゲームでレブロン擁するレイカーズと対戦する。
【動画】デュラントのキングス戦ハイライト