新助っ人のカナリオは右の強打者として活躍が期待される(C)Getty Images 西武は12月22日、元パイレーツ外野…

新助っ人のカナリオは右の強打者として活躍が期待される(C)Getty Images

 西武は12月22日、元パイレーツ外野手、アレクサンダー・カナリオと元ヤンキースの右腕、アラン・ワイナンスとの契約合意を発表した。

 カナリオはドミニカ共和国出身の25歳、185センチ、97キロと恵まれた体格からなる右の強打者。23年にカブスでメジャーデビューを果たすと、今季はパイレーツに移籍。87試合に出場、打率.218、6本塁打。メジャー通算108試合で打率.229、8本塁打、28打点、マイナー通算120試合では打率.252、32本塁打、96打点と結果を残している。

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 また元ヤンキースのワイナンスも多くの球種を操り、3Aでは高い奪三振率を誇るなど、制球力の高さも評価されている。

 何より今オフの西武は積極補強の姿勢が目立つ。

 FAでは球界きってのガッツマンで知られる桑原将志と高い守備力も魅力の内野手、石井一成と契約合意。すでに台湾・統一からも最強の左打者といわれる林安可を獲得、ほかにも巨人を戦力外となったサブマリン、高橋礼を育成契約で獲得と投打の課題にリーチする補強を着々と進めている。

 投手陣においては今井達也、高橋光成のポスティングシステムによるメジャー挑戦の行方次第ではWエース流出も危惧されているが、大きな穴を補うべく、チームを前に進めようとしていることが伝わってくる。

 西武の積極補強をめぐってはファンの間からも「ガチ過ぎて、怖い」という声や「勝とう、変わろうとしているのが伝わってくる」「西武の補強、いよいよヤバイな」「鬼のような補強してて驚き」と反響が拡がっている。

 近年は3年連続Bクラスと苦しい戦いが続いている。来季こそ獅子軍団が混パの中心に返り咲く。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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