「2025年バットフリップ40選」に計4本がランクイン ドジャース・大谷翔平投手が、また新たな“称号”を手にした。MLB…
「2025年バットフリップ40選」に計4本がランクイン
ドジャース・大谷翔平投手が、また新たな“称号”を手にした。MLB公式X(旧ツイッター)は、今季のメジャーリーグを彩った印象的なバットフリップ(バット投げ)40選をランキング形式で発表。22日(日本時間23日)、栄えある第1位に大谷の放った一撃が選出された。
納得の選出だ。1位に輝いたのは、5月9日(日本時間10日)に敵地で行われたダイヤモンドバックス戦での一発だった。8-11と3点ビハインドで迎えた9回、ドジャースが土壇場で同点に追いつき、なおも1死一、二塁の好機で大谷に打席が回った。大谷は右腕トンプソンが投じた渾身の一球を強振。打球速度113マイル(約181.8キロ)、飛距離426フィート(約129.8メートル)を記録した打球は、右中間スタンドへと突き刺さる勝ち越しの12号3ランとなった。
この直後、大谷は打った瞬間に本塁打を確信。打球の行方を見つめながら豪快なバットフリップを披露すると、すぐさま両手を高々と上げる“バンザイポーズ”を見せた。珍しい感情の爆発には、伏線があった。実はこの試合の5回、相手主砲のルルデス・グリエルJr.外野手が満塁本塁打を放った際、同様の“バンザイ”を見せていたのだ。大谷による鮮やかな“意趣返し”は、ファンの間で大きな反響を呼んだ。
ちなみに、「2025年バットフリップ40選」に大谷は計4本がランクイン。1位の他、10月27日(同28日)のブルージェイズ戦(ワールドシリーズ第3戦)の本塁打が11位、9月30日(同10月1日)のレッズ戦(ワイルドカードシリーズ第1戦)が16位、7月21日(同22日)のツインズ戦が25位に選ばれた。1選手で4本は最多だった。(Full-Count編集部)