男子プロテニス協会のATPは22日に公式サイトを更新し、世界ランク1位のC・アルカラス(スペイン)がファーストサーブに…

男子プロテニス協会のATPは22日に公式サイトを更新し、世界ランク1位のC・アルカラス(スペイン)がファーストサーブに対するリターン時のポイント獲得率で3年連続ツアー1位であると発表した。
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ATPによると、アルカラスはファーストサーブに対するリターン時のポイント獲得率で2025年シーズンに35パーセントを記録。これは2位のJ・シナー(イタリア)(33.6パーセント)を上回る数字で、2023年から3年連続でツアートップとなった。
ATPツアーではファーストサーブが試合の主導権を握る場面が多く、リターン側がポイントを奪う難易度は高い。その中でアルカラスは、毎年3割を超える安定した数字を残している。
この成績は単年に限ったものではなく、アルカラスは2021年にツアーへ本格参戦して以降、ファーストサーブに対するリターン時のポイント獲得率で1度もトップ5を外れていない。直近3シーズン(2023~2025年)では35パーセントを記録し、同期間2位の選手との差は6パーセント以上となっている。
また、キャリア通算での記録は34.4パーセントとなっており、これは歴代でも上位の数字で、R・ナダル(スペイン)(34.2パーセント)を上回る。
リターンでの安定した数値は、アルカラスが継続して世界ランキング上位を維持している要素の1つとなっている。
【ファーストサーブに対するリターン時のポイント獲得率(2023年~2025年) 上位5選手】
アルカラス:35パーセント
A・デ ミノー(オーストラリア):32.9パーセント
D・メドベージェフ:32.9パーセント
J・シナー:32.6パーセント
F・セルンドロ(アルゼンチン):32.6パーセント
【ファーストサーブに対するリターン時のポイント獲得率(通算) 上位5選手】
G・コリア(アルゼンチン):36パーセント
アルカラス:34.4パーセント
M・グスタフソン(スウェーデン):34.2パーセント
ナダル:34.2パーセント
J・アレッセ(スペイン):33.9パーセント