西武は22日、来季の新外国人選手としてアラン・ワイナンス投手(30)とアレクサンダー・カナリオ外野手(25)の獲得を発表…
西武は22日、来季の新外国人選手としてアラン・ワイナンス投手(30)とアレクサンダー・カナリオ外野手(25)の獲得を発表した。
12月2日に「契約保留選手名簿」上で57人が公示され、その後にドラフト会議指名選手やこの日の2人も含め、12人の入団が内定した。一方で現役ドラフトで平沼翔太外野手(28)が移籍退団する。
ここから高橋光成投手(28)と今井達也投手(27)がメジャー球団に、さらにはFAの人的補償でDeNAに1人、移籍する可能性がある。
キャンプイン時点での支配下選手数は「65~66人」の可能性が高そうだ。
一方で新外国人選手も含め、来季の育成契約選手はすでに34人が決定。34人で残りの支配下4枠前後を争う、かなりシビアな展開になる。
どのポジションが必要かの需要は、春季キャンプ、オープン戦と進む中で見極められていく。今井らのメジャー挑戦が決まった場合、やはり先発を中心に投手が焦点になりそうだ。
現時点では高卒2年目の変則左腕、冨士大和投手(19)が最速151キロの直球で首脳陣の評価を高めている。前巨人の高橋礼投手(30)もキャンプからの猛アピールが必要だ。リリーフでは大手術からの復帰を期す森脇亮介投手(33)も、勝負をかける1年になる。【金子真仁】