ホワイトソックスへの移籍が決まった村上に対して、清宮は熱いエールを送った(C)Getty Images 日本ハムの清宮幸…

ホワイトソックスへの移籍が決まった村上に対して、清宮は熱いエールを送った(C)Getty Images
日本ハムの清宮幸太郎が12月22日、自身のインスタグラムを更新。ヤクルトからポスティングシステムを利用して、ホワイトソックスへの移籍が決まった同学年の村上宗隆に向け、熱いエールを送った。
【写真】あどけなさ全開…清宮幸太郎が投稿した高校時代の村上宗隆との2ショットを見る
清宮は自身が早実(東京)、村上が九州学院(熊本)時代の2ショットを公開。ともに丸刈りで、表情にはあどけなさが残る。文面では「村上!がんばれ!」と書き込み、同時に「おれもがんばるぜ!」と誓いを立てた。清宮はストーリーズ機能でも「まじでがんばれ!!」とメッセージを記した。
高校時代は清宮、村上ともに、2015年の1年夏に甲子園出場。無安打で初戦敗退だった村上とは対照的に、清宮は1年生ではPL学園・桑田真澄以来、史上2人目の1大会2本塁打を放ち、ベスト4まで駆け上がった。
高校通算111本塁打の清宮に対して、村上は52本塁打。2017年のドラフト会議では「東の清宮、西の村上」とも言われた中、清宮に7球団が競合。交渉権は日本ハムが獲得し、“外れ”のヤクルト、巨人、楽天が村上に入札し、ヤクルト入団が決まった。
潮目が変わったのは、2019年のプロ2年目から。村上は全143試合に出場し、36本塁打、96打点をマーク。1、2年目ともに7本塁打だった清宮を実績で上回り、2022年には史上最年少22歳での三冠王に輝いた。
故障もあって、一時は“伸び悩み”も指摘された清宮だったが、それでも同じ22年には、自身初の規定打席に到達し、18本塁打を記録。今季はキャリアハイを更新するリーグ2位の143安打を放った。
村上が抜ける2026年。清宮は日本ハムの選手会長に就任する。投稿のコメント欄には「清宮もがんばれ」「キヨミーも来季大活躍で」「これからの日本球界を引っ張っててくれ」などと、NPBの顔として飛躍を期待する声も届いた。
また、約10年前の2ショットに対しても、大きな反響が寄せられ「貴重なお写真ありがとうございます!」「これはファンも嬉しい贅沢なお写真!」「この時は、きよみーしか知らなかったけど後に2人とも有名になったね」「同学年で、良きライバルで、良き友達って素敵な関係」といった感謝と感慨がこもった反応が相次いだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「NPBでのコンタクト率の低さを懸念」なぜ村上宗隆に大型オファーは届かなかったのか 2年契約に米メディア考察「より巨額な契約を勝ち取る戦略」
【関連記事】「まさに夢あるな」中日からトレード→移籍3年 年俸10倍の日本ハム27歳捕手が話題「もっと現ドラやトレードが活発になってNPBが盛り上がってほしい」
【関連記事】「三振取れるピッチャーは貴重ですよ」 阿部巨人 疲弊目立つブルペンの"希望の光"、支配下再登録で即4連続三振も話題 レジェンドOBも認めた「ミスターK」の存在感