まずは離脱期間が長引かないことを祈るばかりだ(C)Getty Images 現在、故障により戦列を離れているリバプールの…

まずは離脱期間が長引かないことを祈るばかりだ(C)Getty Images
現在、故障により戦列を離れているリバプールの遠藤航が、来月中での復帰の見込みであると現地メディアが伝えている。遠藤は現地時間12月6日に行われたリーグ第15節リーズ戦に途中出場し、足首を負傷。報道通りであれば、回復しチーム合流まで1か月以上の期間を要することになりそうだ。
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現地識者のデイビッド・リンチ氏が自身の運営するオンラインプラットフォームで遠藤のコンディションについて明かしており、その内容をリバプール専門サイト『ROUSING THE KOP』が引用した。リンチ氏によるレポートでは、「エンドウの復帰は早くても1月中旬で、月後半にずれ込む可能性もある。これは彼のキャリアの中でも最長クラスの離脱となり、2019年にハムストリングの負傷で約50日間欠場した時期に近い」と記されている。
『ROUSING THE KOP』では、リンチ氏の見解を伝えながら、「エンドウの負傷が、比較的長期の問題であることが明らかになった」などと説いており、「年末年始にかけて過密日程が続く中、本来であればエンドウの起用機会はより多くなっていた可能性が高かった。しかし今や、アルネ・スロットは新たな選択肢を検討せざるを得ない」と指摘する。
その上で同メディアは遠藤の穴を埋める存在として、若手プレーヤーの名前を挙げており、「トレイ・ニョニが浮かび上がる」と主張している。現在18歳でイングランド各世代別代表経験もあるニョニは、12月20日のトッテナム戦でプレミアリーグデビューを飾った。同メディアは、遠藤以外にも故障者を出しているリバプールでのニョニの継続起用を予想し、「欠場者の状況を考えれば、そうせざるを得ない」と訴える。またその一方では、「エンドウの負傷離脱は、長期にわたりトップチーム帯同を続けてきた若手にとって、実戦で存在感を示す好機となる」などとも見通している。
遠藤は太腿を負傷した10月に続き、今回がシーズンで2度目の故障離脱。来月までのおよそ1か月の欠場期間が、今後のチーム内での立場にどのような影響を及ぼすのか。リバプール在籍3シーズン目の遠藤は前半戦より、もどかしい日々を強いられている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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