【ラ・リーガ】レバンテ 1-1 レアル・ソシエダ(日本時間12月21日/エスタディオ・シウダ・デ・バレンシア)【映像】激…

【ラ・リーガ】レバンテ 1-1 レアル・ソシエダ(日本時間12月21日/エスタディオ・シウダ・デ・バレンシア)
激しい接触をきっかけに一触即発の事態となったが、ソシエダのMF久保建英が相手選手を懸命になだめた。場を収めようと動いた日本代表MFに、ファンからの称賛が集まっている。
日本時間12月21日のラ・リーガ第17節で、ソシエダはアウェーでレバンテと対戦。45+1分に久保がヘディングシュートを決めて先制するも、90+4分にPKで失点を喫してドロー決着となった。
そんな試合の73分だった。レバンテ陣内のペナルティーエリア手前でボールが高く上がると、それに反応したソシエダのMFブライス・メンデスがジャンプしながら突っ込み、レバンテのDFアドリアン・ デラと激しく接触。両者は交錯して倒れ込んだ。
2人を連続でなだめた久保

メンデスがボールではなくデラの身体に激しくチャージしたという判定ですぐに笛が鳴ったが、レバンテ陣営は黙っていない。FWイヴァン・ロメロが一目散に詰め寄ってメンデスを小突き、イエローカードをもらったが怒りは収まらない様子で、スタジアムは騒然となった。
それを見た久保は左腕を掴んで動きを制止させ、言葉を掛けてなだめようとした。そこに激昂したレバンテのMFケルビン・アリアガが加わり、ソシエダのFWミケル・オヤルサバルとの舌戦を繰り広げたが、久保はそこにも割って入り、肩を抱き寄せて言葉を交わす。丁寧な対応で鎮静化させた。
スポーツマンシップ溢れた立ち振る舞いに、ファンたちはSNS上で「久保良い人やなー」「宥めるタケさん」「冷静な久保」「久保ってこういうときめっちゃ冷静よな」と賛辞を送っていた。
なお、ソシエダは試合後にペッレグリーノ・マタラッツォ(アメリカ出身/前ホッフェンハイム)の新監督就任を発表。クリスマス休暇を経て来年1月5日のアトレティコ・マドリード戦が指揮官の初陣となる予定だ。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)