DeNAからFA移籍し西武に加入した桑原将志外野手(32)が22日、埼玉・所沢の球団事務所で入団会見に臨んだ。この日、年…

DeNAからFA移籍し西武に加入した桑原将志外野手(32)が22日、埼玉・所沢の球団事務所で入団会見に臨んだ。この日、年俸2億円プラス出来高払いの複数年契約を交わし、背番号は「7」に決定した。

会見後、取材に応じた広池浩司球団本部長(52)は桑原との交渉について「なんで必要なのか分析した結果も含めて、訴えた」と明かした。約20ページに及ぶ資料を作成しプレゼン。「打撃の方がですね。年齢を重ねているんですが全く落ちてない。まだまだこれから全盛期が続くんじゃないか」と評価し、熱意を伝えた。関東圏で行われた交渉だが、宮崎で秋季キャンプを見ていた西口文也監督(53)も同席。DeNAで14年プレーし、ファンから愛されたガッツマンを口説き落とした。

24年には日本シリーズMVPも獲得した経験豊富な桑原に「思いっきり暴れてほしいと話しました。どう融合するか、どう血を通わせるかってすごく大事なんで、期待している部分はすごく大きい」と、他選手との相乗効果にも期待した。