フリーランドはドジャースでレギュラーを奪い取れるだろうか(C)Getty Images ドジャースの有望株で24歳の内野…

フリーランドはドジャースでレギュラーを奪い取れるだろうか(C)Getty Images

 ドジャースの有望株で24歳の内野手であるアレックス・フリーランドの今後について、米メディア『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者が見解を述べている。

 ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は、同記者による「彼はスイッチヒッターだが、球団はメジャーレベルの投手に対して、左打席でしか信頼していないようだった」というコメントを紹介。

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 記事では「マイナーでの数字もそれを裏づけており、右打席のOPS.676に対し、左打席ではOPS.840を記録している。守備面では二塁と三塁で優れた能力を発揮するとみなされているが、現時点では、毎日、遊撃を任せられるレギュラーとしては評価されていない」と記した。

 フリーランドは今季、現地時間7月30日のレッズ戦でメジャー初先発を果たし、29試合で打率.190、2本塁打、6打点、OPS.601の成績に終わったが、同記者の指摘通り「右打席よりも左打席での打撃がはるかに良く、対左投手のOPS.393に対し、対右投手ではOPS.643を記録した」という。

 三振率が36.1%と高いのも懸念材料で、克服しなければいけない課題はあるものの、メジャーの先発ラインナップに割って入り、レギュラーを奪い取るチャンスはある。

 三塁を守るマックス・マンシーは来年36歳を迎え、2026年シーズンで契約が満了することを考えれば、その可能性は十分にありそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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