「2025ハッピークリスマスカップ」(22日、宮島) 開催3日目の宮島ボートは朝から強い北風が吹き荒れ、2Rから安定板…
「2025ハッピークリスマスカップ」(22日、宮島)
開催3日目の宮島ボートは朝から強い北風が吹き荒れ、2Rから安定板を装着。3Rで満潮となり前半レースは水位が高くホームは強い追い風だが、ガンガンまくりが決まりダッシュ勢の猛攻が止まらなかった。そんな中、4Rで高村諒(23)=滋賀・136期・B2=が6コースからまくり差しで勝利。今節のシリーズリーダーである重成一人(香川)の猛追を振り切り1着ゴールを駆け抜けた。2着に重成、3着にまくってレースを作った地元の大原祥昌(広島)が続き、3連単は12万7450円の高配当をつけた。
レース直後には大時計前で、滋賀支部の先輩である沢田尚也、草川壮良、広部大明らによって水面に投げ込まれる水神祭が行われ、沢田と草川は高村と一緒に水面にドボン。今節の滋賀勢は121期の沢田が最年長。好素性機を手に待望の初勝利を飾った高村は「先輩が若手ばかりなので聞きやすくて、ペラの情報交換ができた。やっぱり出足は良かったですね。早く勝ちたかったのでホッとしています。師匠の君島秀三さんには、まだまだだと言われそうだけど、いい報告ができます」とさわやかな笑顔。水神祭時には『スタンド』と書かれた文字が目立つウエアを着用して水面に投げ込まれ、レース場のスタンドのファンからも「びわこに応援に行くよ」「連勝しろよ」と遠征地での温かい祝福に感動。宮島でプロとしての第一歩を踏み出した高村に今後も注目だ。