鹿島アントラーズは22日、ユース所属のU-17日本代表FW吉田湊海(17)とDF元砂晏翔仁(あんとに)ウデンバ(16)と…

鹿島アントラーズは22日、ユース所属のU-17日本代表FW吉田湊海(17)とDF元砂晏翔仁(あんとに)ウデンバ(16)とプロ契約を締結したと発表した。

ともに高校2年ながら、早くもトップチーム登録となった。吉田は172センチと上背はないが、優れた得点格で高校年代最高峰の高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグEASTで2年連続2桁得点を記録。ユース年代3冠に大きく貢献した。すでに4月29日に横浜FC戦でプロデビューを飾っているが「プロサッカー選手になることが夢だったので、プロ契約できたことを素直にうれしく思います。アントラーズは今年Jリーグで優勝し、周りからは王者という目で見られるので、しっかり自覚と責任を持ち、アントラーズの一員として自分が点を取ってチームを勝たせたいです」とコメントしている。

身長192センチの元砂は、長いリーチとスピード、ビルドアップが武器のセンターバック。ボランチもこなす器用さを併せ持つ逸材だ。「アントラーズのアカデミーに入る前からプロになりたいと思っていたので、こういう早いタイミングでプロ契約ができて、とてもうれしいです。自分はチームを勝たせる選手、見ている人をわくわくさせられるような選手になりたいので、これからまた厳しい競争があると思いますが、しっかり試合に絡めるようがんばっていきます」と伝えた。