ソフトバンクは22日、台湾・味全ドラゴンズから海外移籍制度(ポスティングシステム)を申請していた徐若熙(シュー・ルオシー…

ソフトバンクは22日、台湾・味全ドラゴンズから海外移籍制度(ポスティングシステム)を申請していた徐若熙(シュー・ルオシー)投手(25)の獲得を正式発表した。背番号は「18」に決まった。

徐投手は球団を通じて「このたび、私を評価、そして信頼し、より高いレベルで挑戦する機会を与えてくださった福岡ソフトバンクホークスに心から感謝しています。歴史と実績を誇る球団の一員となれることを大変光栄に思います。球団の期待に応えられるよう日々の練習と試合に全力で取り組みたいと思っています」などとコメントした。

ソフトバンクは日本ハムなど複数球団との争奪戦を制し、徐投手の獲得に成功。契約は3年15億円(金額は推定)の大型契約とみられ、先発ローテの一角として期待を寄せている。

三笠杉彦ゼネラルマネジャー(51)は、「基本的には先発投手の活躍を期待している。成長しながらホークスで活躍して欲しい」と話した。

今月26日には台湾・台北市で入団会見を行い、年明けに福岡でも入団会見を行う予定。

◆徐若熙(シュー・ルオシー)2000年11月1日、台湾・桃園市生まれ。平鎮高から19年ドラフト1位で台湾・味全に入団。20年は右肘痛で未登板も、21年の初登板で球数制限がある中、3回2/3を投げアウトをすべて三振で奪う快投。22年にトミー・ジョン手術を受け、23年に実戦復帰。通算成績は64試合登板、16勝18敗、防御率2・42、349奪三振、奪三振率10・30。180センチ、76キロ。右投げ右打ち。