2025年が終わりに近づこうとしている。今年も様々なトピックスで熱く盛り上がった高校野球界の1年を、都道府県別に振り返っ…

2025年が終わりに近づこうとしている。今年も様々なトピックスで熱く盛り上がった高校野球界の1年を、都道府県別に振り返ってみたい。

 福島県では、聖光学院が変わらない強さを誇った。春にライバルでもある学法石川を決勝で破って5連覇を達成すると、夏は決勝で会津北嶺に逆転勝ちして4連覇を達成。秋は準決勝で学法石川に逆転の5対4で勝利した以外、4戦すべて完封勝利と、投打にわたって強さを誇って5連覇を達成した。

 ただ、今年の試合内容を振り返れば、学法石川と光南にはチャンスがあった。光南は春準決勝で4対1とリードも終盤に追いつかれ、9回サヨナラ負け。夏準決勝は、2回に5点を先制し、5対0とリードも、そこから逆転負けした。学法石川は、秋準決勝で9回に1点を勝ち越されての逆転負けだった。「王者」を追い詰め勝利まであと1歩だった。聖光学院の勝負強さとともに、ライバルとの差も確実になくなってきていることを証明している。

 光南は2021年夏の準々決勝、聖光学院に土をつけ、独自大会を含めた夏の福島大会15連覇を阻んだ存在でもある。今年も「王者」をもっとも追い詰めたチームだったかもしれない。

 上記の2チーム以外にも、ふたば未来学園、日大東北などが、来年「王者」を脅かす存在として実力をアップしてくることを期待したい。