12月21日、岐阜メモリアルセンター長良川競技場でサッカー日本代表MF柏木陽介氏の引退試合が開催された。雨天にもかかわ…
12月21日、岐阜メモリアルセンター長良川競技場でサッカー日本代表MF柏木陽介氏の引退試合が開催された。雨天にもかかわらず1万5557人の観衆が集まり、本田圭佑→香川真司のホットラインによるゴールにスタンドが大いに沸いた。
ミハイロ・ペトロヴィッチ監督が率いた「YOSUKE FRIENDS」とラモス瑠偉氏が監督を務めた「KASHIWAGI GENERATIONS」による引退試合には、柏木陽介が所属したサンフレッチェ広島、浦和レッズ、FC岐阜のチームメイト、そして年代別を含めた日本代表で共闘した錚々たるメンバーが集まり、「ガチプレー」が掲げられていた。
先制ゴールはホットラインから生まれた。0−0で迎えた前半35分、柏木が中盤の位置でバックパスを受けると、ルックアップ。現役時代に何度も披露してきた左足での浮き球でピンポイントパスをボックス内に送り込んだ。
浮き球に本田は鋭い動き出しで反応し、胸でコントロール。左足でシュートを打つと見せかけて軸足の後ろ側にボールを通してDF坪井慶介をかわす。さらにDF森脇良太とGK西川秀作がクリアしようとするよりも先に体を投げ出しながら右足で香川へパス。セレッソ大阪所属の36歳は、左足でボールにタッチすると、華麗にターンしながらゴールに優しくボールを運び込んだ。
■「常に本気じゃないとあそこで足出ないわ」
この柏木氏からのパスから本田の胸トラ&キックフェイント&香川のルーレットでのゴールに対して、SNS上には「エモすぎる」「胸熱ゴールですね」「このコンビの連携、ほんとに懐かしくて最高すぎる!」「本田→香川のスルーパス、2010年代の日本代表そのままで鳥肌立ったわ」「出る名前が全員レジェンド」「緑の2人は斬新だな〜」の声が寄せられた。
さらに本田に対して「毎回引退試合で本田がガチの飛び出しと粘り凄すぎて笑う」「本田エグくて草」「常に本気じゃないとあそこで足出ないわ」、香川にも「ルーレット上手いな」などの声が寄せられた。
その後も両チームの出場選手たち真剣勝負を繰り広げながらもサッカーの楽しさをファンに提供。現在の日本代表、森保ジャパンの戦いに見慣れているファンも、本田→香川のホットラインでのゴールには興奮せざるを得なかったようだ。