巨人の前2軍監督でオイシックスのCBO(チーフ・ベースボール・オフィサー)に就任した桑田真澄氏(57)が「変化球」につい…
巨人の前2軍監督でオイシックスのCBO(チーフ・ベースボール・オフィサー)に就任した桑田真澄氏(57)が「変化球」について持論を展開した。21日、東京・稲城市のジャイアンツタウンで行われた「デジタル野球教室」にスペシャルコーチとして参加。硬式野球チームに所属する中学生30人に指導を行った。
トークショーでは質問コーナーも実施。変化球についての質問に「今の選手は変化球投げすぎ」と回答した。「今のピッチャー7つも、8つもある。じゃあその7つ、8つの(精度が)どうかっていうとたいしたことない。僕がおすすめするのは、1つずつ磨いていくこと。50点の変化球を4つと、90点のを2つだったら、絶対に90点を2つ。上のステージに行けば行くほど小細工が効かない」と、精度の重要性を語った。
大事なのは“武器になる球種”をつくること。「僕だったらカーブが持ち味。戸郷っていえばフォーク、菅野といえばスライダー。『このピッチャーはこれだ』っていうものをまずは身につけると良い」とアドバイスを送った。