雨が降りしきる都大路の戦いを、学法石川が制した。全国高校駅伝競走大会は21日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着する…

 雨が降りしきる都大路の戦いを、学法石川が制した。全国高校駅伝競走大会は21日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着するコースで行われ、福島県代表の学法石川は男子が大会新記録で悲願の初優勝を果たした。県勢男子としても初の優勝。女子は13位だった。

 男子は一度も先頭を譲ることなく完勝した。

 流れをつくったのが、1区(10キロ)を走ったエースの増子陽太選手(3年)。西脇工(兵庫)のライバル・新妻遼己選手(3年)らと先頭を引っ張り、「5キロ付近でペースアップした」という通り、徐々にほかの有力選手をふるい落とす。

 最後は新妻選手をふりほどき独走に。1区の日本人最高記録を23秒上回る28分20秒の快走で2区(3キロ)の1年生、若田大尚選手につないだ。

 若田選手はリードを維持し、もう一人のエースである栗村凌選手(3年)に3区(8.1075キロ)を託す。栗村選手も区間賞の走りで後続との差をさらに広げる。4区(8.0875キロ)佐藤柊斗選手、5区(3キロ)末田唯久海選手、6区(5キロ)保芦摩比呂選手と3人の3年生が区間上位でリードを保ち、アンカー区間である7区(5キロ)を1年生の美沢央佑選手が締め、テープを切った。

 女子はエース区間の1区(6キロ)を主将の湯田和未選手(3年)がトップの長野東と16秒差の7位と健闘。その後は順位を落としたが、2年連続でアンカー区間の5区(5キロ)を務めた岩橋菜乃選手(2年)が13位でゴールした。「タイムも順位も悔しい」と語った湯田主将。その後は男子の優勝をスタンドで見守り、「女子部員全員、号泣しました」。(荒川公治)