<フィギュアスケート:全日本選手権>◇21日◇東京・代々木第一体育館◇女子フリー今季限りでの現役引退を表明している22年…

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇21日◇東京・代々木第一体育館◇女子フリー

今季限りでの現役引退を表明している22年北京五輪団体銀メダルの樋口新葉(24=ノエビア)が、最後の全日本を締めくくった。ショートプログラム(SP)8位で迎えたフリーは133・59点で合計203・06点の8位。冒頭の連続3回転ジャンプ、最後の3回転フリップに乱れがありながらまとめきり「どんな状況でも、自分のベストを出すと思いながら滑ってきた」と氷上で大の字になった。

ジュニアから世代のトップを走ったが、18年平昌五輪はあと1歩で逃した。それでも同年3月の世界選手権で銀メダル。2度目の五輪挑戦が実り、北京の地では団体銀、個人では大技トリプルアクセル(3回転半)を成功させて4位入賞を飾った。同世代の坂本花織とともにけん引してきた実力者。今季は故障にも苦しんだが、合計200点超えで「本当に全部を出し切った」と日本最高峰の舞台に別れを告げた。【松本航】