山本由伸に電話するも応答がなかったという中畑清氏(C)産経新聞社、Getty Images 元中日監督の落合博満氏と元D…

山本由伸に電話するも応答がなかったという中畑清氏(C)産経新聞社、Getty Images
元中日監督の落合博満氏と元DeNA監督の中畑清氏が12月21日、『TBS』系「サンデーモーニング」のスポーツコーナーにご意見番として出演。来年3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の侍ジャパンのエースとして期待がかかる山本由伸(ドジャース)に対して、中畑氏が電話を架けたことを明かした。
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番組では動向が注目されるメジャーリーガーを紹介。山本は17日に第55回内閣総理大臣杯日本プロスポーツ大賞を受賞し、東京都内で行われた表彰式に出席。WBC出場への意欲を見せながら「まだ決まったことは何もないんですけど…」と明言を避けた。
これについて、落合氏は「あくまでも球団の許可がいるんでしょう。球団の許可なしに、球団がダメって言うのに『オレは出たいんだよ』っていうわけにはいかないんだろうなと。契約上ね」と指摘。アナウンサーから日本代表・井端弘和監督の心中を問われると「「早くメジャーリーガーから出場してもいい、ダメっているのを受け取りたいと思いますよ。そうしないと選手の人選に困る。パターン?組んではいると思いますけど、最悪の組み方しかできないと思いますよ」と慮った。
続けて、中畑氏が「戦力として、絶対に外せない戦力ですもんね、由伸は」と言及。すると「電話してみたんだけどね、状況を聞こうと思って」と告白。しかし「電話に出んわ」とダジャレを漏らして、スタジオを笑わせた。「留守電でした。やっぱりダメなんだろうな、オレが電話するとな」と肩を落としていた。
すると、隣の落合氏は「電話に出ると(中畑氏が)公の場でしゃべってしまうから」と“喝”を入れた。中畑氏は「オレ、情報を提供するのが大好きなのよ。みんな、隠しすぎよ」と苦笑い。それでも、山本ら前回大会の出場選手に対しては「WBCを経験した人間は、クセになるというか、あの刺激がたまらない。緊張感の中で結果を出して、日の丸を世界一にする(というのを経験している)。もう一度出たいという心情は分かりますね」とうなずいていた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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