豪州ウインターリーグの最終戦で先発 異国の地で最後に目の覚めるような活躍を見せた。豪州ウインターリーグに派遣されている巨…

豪州ウインターリーグの最終戦で先発

 異国の地で最後に目の覚めるような活躍を見せた。豪州ウインターリーグに派遣されている巨人の代木大和投手が20日、先発で5回2死まで無安打という快投を披露。現地の派遣先からは「魔法のような投球」と大絶賛を受けた。

 アデレード・ジャイアンツの一員として、シドニー・ブルーソックスとの最終戦に登板。150キロを超える直球で5回2/3を10奪三振、1安打1四球という好投を見せた。同じ巨人から派遣された荒巻悠内野手が初回に2ランを放ち、石塚裕惺内野手は9回に決勝適時打を放った。

 高知の明徳義塾高から2021年ドラフト6位で入団。2023年には1軍で13試合に登板を果たすも、2024年オフには育成で再契約。豪州リーグでは打ち込まれる場面が目立ったが、最終登板で復調を見せつけた。5試合で0勝2敗、防御率5.06という内容だった。

 この好投をアデレード・ジャイアンツの公式X(旧ツイッター)は「ほぼ完璧。最後の登板で魔法のような投球を披露した」と称えた。ファンからも「ベンチに戻る時、内海みたい」「なんかえぐい球投げてね?」「大きく育ってくれ」「おおお! ここまで回復しとるのか!」「身体デカなったなぁ……今年は期待したい!」「まさか最後の最後でこんなすごい投球するとは」「ストレートの走りを見ると、希望が見えるな」などの声が集まった。(Full-Count編集部)