ソフトバンクの上沢直之投手(31)が21日、福岡市内で行われたトークショーに参加し、柳田悠岐外野手(37)のスターぶりを…
ソフトバンクの上沢直之投手(31)が21日、福岡市内で行われたトークショーに参加し、柳田悠岐外野手(37)のスターぶりを示すエピソードを披露した。
トークショー終盤。先発した日本シリーズ第2戦を振り返るとともに、登板前のある舞台裏を明かした。「僕が投げる前にギーさん(柳田)が『何点あったら勝てる?』みたいなことを言ってきて」と切り出し、「日本シリーズの時は『4点ぐらい、お願いします』って言ったら、7点ぐらい入ったじゃないですか…。そしたら『(柳田が)取りすぎたわ』って言ってました(笑い)。かっこいいですよ」と話した。
実際には初回に先制点を許すも、打線が直後に3点を奪い、続く2回に大量6得点。5回までで計10得点の援護をもらい、6回を5安打1失点で勝ち星を手にした。
柳田との一連のやりとりはシーズン途中から始まり、ウエートルームで「『何点ほしい?』みたいな感じで。いつも聞いてきます」と明かした。
上沢は今季12勝(6敗)をマークし、防御率2・74。移籍1年目からチームのリーグ2連覇、5年ぶりの日本一に大きく貢献した。