FC町田ゼルビアは21日、FW中島裕希(41)がJ2カターレ富山へ完全移籍すると発表した。プロキャリア23年のレジェンド…
FC町田ゼルビアは21日、FW中島裕希(41)がJ2カターレ富山へ完全移籍すると発表した。
プロキャリア23年のレジェンド。鹿島、仙台、山形を経て2016年のJ2時代から町田に在籍した。今季は出場機会がなかったが、これまでJ1通算101試合5得点、J2通算531試合104得点、リーグカップ通算28試合5得点、天皇杯通算33試合10得点を記録。富山第一高出身とあって故郷のクラブとなる。
中島はクラブを通じて次の通りコメントしている。
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たくさんの皆さまに支えていただいた10年間、このエンブレムを背負い、FC町田ゼルビアの選手としてプレーできたことを心から誇りに思います。本当にありがとうございました。
環境や人が変わる中でも、「町田のために」という想いは一度も揺らぐことはありませんでした。ここまで全力でやりきったことに後悔は一切ありません。
振り返ればクラブハウスもない人工芝での練習、洗濯も自分たちで行っていた時代から、2018年の「勝てば優勝」の最終戦、クラブハウス完成、J2優勝、J1での3位、ACL出場、そして、みんなで勝ち取った天皇杯優勝。このようにクラブが成長・発展していく過程に携われたこと、そして皆さまと共に歩んだ軌跡は、私にとってかけがえのない宝物です。また、天皇杯優勝の瞬間は、先人たちの想いとゼルビアの長年の努力が報われた、最高の瞬間でした。この最高の景色と、仲間と共に切磋琢磨した日々は、一生の大きな大きな財産です。
これからは残る仲間たちが、ゼルビアの新しい歴史を紡ぎ、まだ誰も見たことのない最高の景色を見せてくれると信じています。
最後になりますが、これまで支えてくださったファン・サポーターの皆さま、パートナー企業の皆さま、クラブスタッフ、選手、そしてゼルビアに関わる全ての皆さまに、心からの感謝を申し上げます。たくさんのご支援、ご声援、そして愛情を注いでくださり、本当にありがとうございました。
私の大好きなゼルビアを、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
では、いってきます!