レアル・ソシエダードは20日の年内最終戦となったスペインリーグ第17節レバンテ戦後、ペレグリーノ・マタラッツォ氏(48)…

レアル・ソシエダードは20日の年内最終戦となったスペインリーグ第17節レバンテ戦後、ペレグリーノ・マタラッツォ氏(48)の監督就任を発表した。契約期間は26-27年シーズン終了までの1年半となっている。

Rソシエダードは先週、今季開幕から成績不振が続いたセルヒオ・フランシスコ監督を解任した。それに伴い、年内の公式戦残り2試合の指揮をBチームのアンソテギ監督に暫定的に執らせた。クラブはその間に新監督探しに動き、ティアゴ・モッタ氏、マルコ・ローゼ氏、ガルシア・ピミエンタ氏、マジョルカ時代の久保建英の恩師であるルイス・ガルシア・プラサ氏、ラウール・ゴンサレス氏などの名前が挙がる中、有力候補の一人と報じられていたマタラッツォ氏に来季終了までチームを託すことを決定した。

米ニュージャージー州生まれのマタラッツォ氏は、ドイツ国内で長らくキャリアを積んできた。ニュルンベルクやホッフェンハイムの下部組織で監督やコーチを務めた後、ブンデスリーガではこれまでシュツットガルトとホッフェンハイムの2チームを指揮し、昨年11月以降、無所属の状態が続いていた。シュツットガルト時代はMF遠藤航とDF伊藤洋輝を指導した。

マタラッツォ新監督はこの後、来年4日にホームで行われるスペインリーグ第18節アトレチコ・マドリード戦に向けて、クリスマス休暇後にチーム作りを開始することになる。(高橋智行通信員)