卓球の「ノジマTリーグ 2025-2026シーズン」は20日、千葉県のバルドラール浦安アリーナで行われ、日本生命レッドエ…
卓球の「ノジマTリーグ 2025-2026シーズン」は20日、千葉県のバルドラール浦安アリーナで行われ、日本生命レッドエルフが京都カグヤライズと対戦。マッチカウント4-0で勝利し、今季16勝目を挙げた。
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■ホーム2戦目で掴んだ勝利
前日の日本ペイントマレッツ戦では、ビクトリーマッチの末に2-3で惜敗した日本生命。ホーム3連戦の2試合目となるこの日、2番手で登場したのは今季から主将を務める早田ひな。前日はシングルス・ダブルスともに勝利を挙げた勢いそのままに、この日も岡崎日和と対戦。第1ゲームから主導権を握り、サービスエースを複数決めて11-5で先取した。
続く第2ゲームでは投げ上げサーブを効果的に使い、11-6で連取。第3ゲームも序盤から5-1とリードを広げ、岡崎がタイムアウトを取るも流れは変わらず。11-3で締めてストレート勝ちを収め、格の違いを見せつけた。
試合後、早田は「昨日までは『まだ鼻水が出てるな』という感じでしたが、今日はかなり落ち着いてきていて、徐々に回復していると感じます」と、国際大会「WTTファイナルズ香港」で患っていた風邪からの回復状況を語った。
■浦安初プレーに「すごくやりやすい」
日本生命は昨年9月にも浦安市でホーム戦を開催しており、今回が2度目の浦安開催。パリ五輪での左腕の負傷により昨年は欠場していた早田にとっては、今回が浦安での初プレーとなった。

早田ひな 撮影:SPREAD編集部
「私たちの拠点は基本的に大阪なので、関東でプレーする機会は代々木か浦安など限られています」と話した早田。浦安でのプレーに「すごくやりやすい。お客さんとの距離も近くて、盛り上がりやすい体育館だと思います」と好印象を語った。
また、会場のバルドラール浦安アリーナが東京ディズニーリゾートから近いことに触れ、「ディズニーに来たついでに気楽に卓球を観てくれると嬉しい」と言及。「もっともっとTリーグを盛り上げられるように頑張りたい。今後も『ディズニーもあるけど、卓球の試合もあるよ!』という感じで皆さんに来てもらえたら嬉しいです」とファンに呼びかけた。
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