<フィギュアスケート:全日本選手権>◇20日◇東京・代々木第一体育館シスメックスに所属している4選手のうち3人が今季限り…

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇20日◇東京・代々木第一体育館

シスメックスに所属している4選手のうち3人が今季限りの現役引退を表明する状況になった。

今シーズン限りの引退を表明したのは女子の坂本花織(25)三原舞依(26)と、男子の壷井達也(23)の3選手だ。

2022年から世界選手権で3連覇した日本のエース坂本は、今年6月に引退を表明。最後のシーズンで26年ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)代表入りを狙って、ショートプログラム(SP)は首位発進した。

三原は大会前に決断し、公式練習で表明。昨季の世界選手権代表でミラノ五輪も目指す立場にいた壷井はこの日、ミスが重なったフリー後の「今日」引退を決めて、取材エリアで電撃的に明らかにした。

シスメックスは神戸を拠点に長年、スケート競技をサポートする企業。25年6月には通年型リンク「シスメックス神戸アイスキャンパス」も開業しており、トップ選手の活動を後押ししている。