12月20日に中京競馬場で「2025ヤングジョッキーズシリーズ(YJS)ファイナルラウンド中京」が行われ、佐藤翔馬騎手…
12月20日に中京競馬場で「2025ヤングジョッキーズシリーズ(YJS)ファイナルラウンド中京」が行われ、佐藤翔馬騎手(JRA美浦)が総合優勝を果たした。
ファイナルラウンドは、トライアルラウンドを勝ち上がった地方競馬およびJRAの代表騎手がシリーズチャンピオンの座を争う最終決戦として実施された。
芝2000mで行われた第1戦は、古川奈穂騎手(JRA)騎乗のモアリジットが逃げ切って優勝し、2着に佐野遥久騎手(川崎)騎乗のタマモランプ、3着に佐藤翔馬騎手(JRA)騎乗のクラウドセイルが入った。続くダート1400mの第2戦では、塩津璃菜騎手(兵庫)騎乗のトルーマンテソーロが差し切り勝ちを収め、佐藤翔馬騎手騎乗のメモリーグラスが2着、横山琉人騎手(JRA)騎乗のフィリップが3着となった。
【画像】兵庫所属・塩津璃菜がJRA初勝利の快挙地方の女性騎手がJRA初勝利の快挙も

なお、この第2戦で塩津璃菜騎手が挙げた勝利は、地方競馬所属の女性騎手によるJRA競走勝利として史上初の快挙となる。
ファイナルラウンド園田・中京の結果を合算した総合成績では、佐藤翔馬騎手が掲示板を一度も外さない安定した走りを見せ、合計67ポイントを獲得して9代目チャンピオンに輝いた。総合2位は佐野遥久騎手(川崎・62ポイント)、総合3位は横山琉人騎手(JRA美浦・59ポイント)だった。
●総合順位 ※上位5名
1位 佐藤翔馬(JRA美浦)67pt
2位 佐野遥久(川崎)62pt
3位 横山琉人(JRA美浦)59pt
4位 西塚洸二(JRA栗東)47pt
5位 古川奈穂(JRA栗東)46pt