高宇洋のインスタグラム(@koutakahiro0420)よりチームの中盤を支える存在が、さらなる挑戦を誓った――。FC…

高宇洋のインスタグラム(@koutakahiro0420)より

チームの中盤を支える存在が、さらなる挑戦を誓った――。FC東京は20日、MF高宇洋と明治安田J1百年構想リーグ期間の契約更新に合意したと発表した。1998年4月20日生まれの神奈川県出身。ポジションはMFで、2024年からFC東京でプレー。豊富な運動量と的確な予測で相手の攻撃を封じる守備力、高精度のパスで前線に攻撃の起点を作る能力を持ち、攻守両面で高いクオリティを発揮している。

市立船橋高等学校からガンバ大阪に加入し、レノファ山口FCへの育成型期限付き移籍を経て、2021年にアルビレックス新潟へ移籍。新潟ではJ2優勝に貢献し、2024年にFC東京へ完全移籍で加入した。2025シーズンはJ1リーグ戦33試合出場2得点、カップ戦2試合出場0得点、天皇杯4試合出場0得点を記録 。2024年7月からは副キャプテンを務め、チームの精神的支柱としても存在感を発揮している。

契約を更新した高は「2026シーズンもFC東京でプレーさせていただきます。自分自身、東京で3シーズン目になりますが、これまでは悔しい想いの方が大きいです」と率直に振り返った。「その悔しさを晴らすために、ファン・サポーターのみなさんと喜びを分かち合うために、より覚悟と責任を持って日々戦っていきます。よろしくお願いします」と、新たな決意を語った。

元中国代表DFの父・高昇を持ち、川崎フロンターレの育成組織出身ながら多摩川を挟んだライバルクラブで成長を続ける27歳。ボールを奪う能力と攻撃の組み立てを兼ね備えた現代的なボランチとして、FC東京の明治安田J1百年構想リーグ、そして2026/27シーズンに向けた戦いをリードする。

文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部