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 12月20日、IGアリーナで「りそなグループ B.LEAGUE 2025-26」B1第15節が開催。西地区9位のファイティングイーグルス名古屋が、同2位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズとの“名古屋ダービー”に臨んだ。

 立ち上がりからFE名古屋はアップテンポな攻撃を仕掛け、開始5分で18得点を奪取。27-29の2点ビハインドで迎えた第2クォーター、中盤以降は名古屋Dの波状攻撃に苦しむなか、ジャモルコ・ピケットの“4点プレー”などで持ちこたえる。しかし、ハーフタイム直前で2点を奪われ、41-52の2ケタ点差まで広げられて試合を折り返した。

 後半は開始から一進一退の攻防が繰り広げられ、FE名古屋はショーン・オマラや並里成らが得点を積み重ねると、64-67の3点ビハインドで最後の10分間へ。試合は最後まで1点を争う戦いとなったが、残り1分半でFE名古屋がオマラのダンクで1点差まで詰め寄ると、並里とジェレミー・ジョーンズが土壇場でフリースローを獲得。逆転に成功すると、最後は名古屋Dの逆転弾をロペスがブロックし、最終スコア80-78でFE名古屋が大接戦を制した。

 勝利をつかみとったFE名古屋は、オマラが20得点11リバウンド5アシスト、ジョーンズが12得点10リバウンド、フランシス・ロペスが14得点8リバウンド3ブロックをマーク。司令塔の並里も9得点6アシストと、存在感を発揮した。

 惜しくも黒星となった名古屋Dは、アーロン・ヘンリーが20得点4リバウンド、スコット・エサトンが18得点14リバウンド4アシスト、齋藤拓実が7得点5アシストをマーク。第4クォーターではリードし続けたが、連勝数は「3」でストップする結果となった。

■試合結果

ファイティングイーグルス名古屋 80-78 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(@IGアリーナ)

FE名古屋|27|14|23|16|=80

名古屋D|29|23|15|11|=78

【動画】劇的な幕切れとなったFE名古屋vs名古屋Dの第1戦