神山京右選手のインスタグラム(@kyoro_0102_)より4年間、富山の地で戦い続けた背番号4が、新天地へと羽ばたく―…
4年間、富山の地で戦い続けた背番号4が、新天地へと羽ばたく――。J2カターレ富山は20日、DF神山京右(24)がサガン鳥栖へ完全移籍することを正式発表した。2000年1月2日生まれの神奈川県出身で、東急SレイエスFC、横浜FCユースを経て東洋大学を卒業後、2022年に富山へ加入。178センチ、72キロの体格で、J2通算37試合2得点、J3通算63試合4得点を記録してきた。
神山は富山を通じて「このタイミングで離れるべきなのか、何度も何度も悩みました。一昨年の勝点1足りなかった悔しさ、念願のJ2昇格を勝ち取った昨年、そして苦しみながらもなんとか掴んだ今年の劇的残留。カターレ富山の一員としてこのような素晴らしい経験ができたことを本当に嬉しく思っています」と振り返った。
「年を重ねるたびに富山が好きになり、みなさんと県総で戦う瞬間が大好きになりました。特に僕が入団した4年前に比べて、人も増えたゴール裏の皆様には毎試合とてつもなく大きなエネルギーをもらい、何度も何度も救われました。県総で自分のタオル、ユニフォームを見つけた時は嬉しかったですし、力をもらっていました」と、富山への深い愛情を表現した。
サガン鳥栖へは「チームのことを知り、街のことを知り、サガン鳥栖ファミリーの皆様の前でプレーするのにふさわしい選手になれるよう謙虚に全力で闘います」とコメント。富山には「新卒で未熟な僕を受け入れて、成長させてもらったカターレ富山には感謝してしきれません。4年間本当にありがとうございました。富山大好きです」と感謝の言葉を残し、J1復帰を目指す鳥栖での新たな挑戦に臨む。
文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部
