<フィギュアスケート:全日本選手権>◇20日◇東京・代々木第一体育館◇アイスダンス・リズムダンス(RD)愛称“りかしん”…

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇20日◇東京・代々木第一体育館◇アイスダンス・リズムダンス(RD)

愛称“りかしん”の紀平梨花(23=トヨタ自動車)西山真瑚(しんご、23=オリエンタルバイオ)組が、2人での全日本デビュー戦を4位で終えた。

リズムダンス(RD)3位で臨んだフリーダンス(FD)は4位の86・97点にとどまり、合計144・41点となった。

2人は中盤のリフトでミスが出て、氷から跳ねる際に浮けなかった紀平は「私が失敗して申し訳ない。1人じゃないからこそ、一緒に頑張ってきたことが、隣にいるから分かっている。『ごめんでしかない』という気持ちがあります。やっぱりミスは許されないと思っているので、これからミスなく滑れるようにたくさん練習したい」と涙ぐんだ。西山は「まず、この2カ月半でここまでもってこられて、涙を流せるのは、アイスダンスだったり、全日本に懸けていた裏返しだと思う。本当に悔し涙じゃなくて、うれし涙を流させてあげたかった」とパートナーをかばった。

紀平は女子シングルで19年から2連覇しながら、右足首の故障で今季からアイスダンスに転向。4大陸選手権出場などの実績がある西山と10月にカップル結成を発表し、全日本は3年ぶりに出場した。

11月の全日本選手権予選会では合計136・74点で3位。この大会で最上位となり、最低技術点が85点に達すれば、国際大会のゴールデンスピン(クロアチア・ザグレブ)派遣を勝ち取れたが、その条件は満たさず、その時点で26年ミラノ・コルティナ五輪への道は途絶えていた。フランス・アルプス地域での30年五輪を大きな目標としている。

現時点では今季最後の競技会となる予定といい、西山は「オフシーズンはたくさん基礎だったり、2人としてのチーム力を上げたい。来年の全日本は優勝するつもりでいるので、そこに向けて、頑張っていきたいと思います」と誓った。【松本航】