19日にタイ・ルンピニースタジアムでおこなわれた「ONEフライデーファイツ(FF)137」で、ONEフェザー級ムエタイ世…
19日にタイ・ルンピニースタジアムでおこなわれた「ONEフライデーファイツ(FF)137」で、ONEフェザー級ムエタイ世界王者のタワンチャイ・PK・センチャイ(26=タイ)がショッキングな1回52秒、“骨折TKO負け”を喫した。
タワンチャイは、野杁正明にも勝利したことのあるリウ・メンヤン(22=中国)とキックボクシングルールで対戦。右足にリウのインカーフキックを浴びると、そのままマットに座り込み、動けなくなってしまった。タイのファンが静まり返る中、試合はそのままリウの勝利となり、タワンチャイは担架で病院へ搬送された。
タワンチャイにとっては今年3月の日本大会で野杁に3回TKO負けを喫して以来の再起戦だった。野杁へのリベンジを目指し、リウとの一戦も得意のムエタイルールではなくキックルールで臨んだが、最悪の結果となってしまった。
まだ全治期間など正式な発表はないものの、SNSではタワンチャイがロッタンとのビデオ通話で、骨折したエックス線写真を見せている様子も出回っており、右すねの骨が折れているのは間違いなさそうだ。