阪神が効果的な外国人補強を進めている。現在、来季の契約が正式発表されているのは3人。19日には今季パイレーツでプレーした…

阪神が効果的な外国人補強を進めている。

現在、来季の契約が正式発表されているのは3人。

19日には今季パイレーツでプレーしたダウリ・モレッタ投手(29)との契約締結を発表した。

メジャー通算112試合で先発1試合というリリーフ専門右腕。逆に曲がることもある特異なスライダーを武器とし、23年には58回で76奪三振を奪った。平均で150キロを超えるフォーシーム(直球)のスピンも上質と評されている。ブルペンに厚みを与える存在になるのは間違いない。

16日には遊撃が本職のキャム・ディベイニー内野手(28)の獲得も発表。今季、モレッタとパイレーツでともにプレーした。打力も高く、レギュラー不在の遊撃の本命候補となる。

今年7月に加入したラファエル・ドリス投手(37)とは再契約を結んだことが発表された。

先発候補の左腕イーストン・ルーカス投手(29=前ブルージェイズ)とも合意間近。今季、メジャーで3勝を挙げた実績がある。

ドラフト加入を含めた支配下選手枠はルーカスを含めれば64が埋まった。残り6枠をどう使うか。育成選手にも昇格チャンスが広がっている。

◆阪神の外国人去就(※は育成契約)

【26年】

ドリス 契約延長

モレッタ 新加入

ディベイニー 新加入

ルーカス 契約間近

※マルティネス 契約延長

※アルナエス 契約延長

※コンスエグラ 契約延長

【25年】

デュプランティエ 退団

ゲラ 退団

ビーズリー 退団

ネルソン 退団

ハートウィグ 退団

ヘルナンデス 退団

※ベタンセス 退団