(C)Getty Images クリスタルパレスの鎌田大地は現地時間12月14日に行われた、マンチェスター・C戦で痛めた…

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クリスタルパレスの鎌田大地は現地時間12月14日に行われた、マンチェスター・C戦で痛めた右太腿を痛め、当面の間、戦列を離れることとなった。オリバー・グラスナー監督が鎌田について、「最低でも8~10週間は離脱する」と語っており、復帰の見通しは2月中旬以降となる。
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16節まで終えたプレミアリーグで14試合にスタメン出場するなど、鎌田は在籍2シーズン目も不動のレギュラーとしてチームを支えていた。現在5位のクリスタルパレスにとって、日本人MFの負傷離脱は大きな痛手であることは間違いない。
だが、怪我から間もなく鎌田自身が、サポーターに向けて復帰への意欲を自身のSNS上で綴ったことが現地メディアで報じられている。英サッカーサイト『Football Insider』の12月18日の記事の中で、鎌田が投稿した、「心配しないで。できるだけ早く戻ってくる」という、原文の画像を掲載した。
同メディアは、この鎌田のアクションに対し、「ダイチ・カマダはクリスタルパレスのファンに落ち着いて見守るよう呼びかけた」などと綴っている。
その一方で、鎌田の去就も今回のトピックのテーマとして扱われており、「クラブは、来夏に満了を迎える現行契約に代わる新契約をカマダに提示したい意向だ」などと指摘。続けて、「現時点で合意には至っておらず、(移籍市場が動く)1月を前に将来は不透明なままだが今回の負傷を受け、直近での退団の可能性は極めて低い」と論じている。
また、現時点でクラブの指揮が“今季限り”との噂も囁かれているグラスナー監督の契約問題にも言及し、「グラスナーは来夏に契約満了で退任する見通しとされており、その場合、カマダも後を追う形で退団する可能性が高い」と同メディアは予想する。
その上で、「今後2か月のカマダの離脱は、パレスの戦力面にとって打撃となるが、それ以上に深刻なのは、来夏に指揮官とともにフリーで失う事態だろう」などと説いている。
回復へ向けた鎌田の力強いコメントは頼もしい限り。だがシーズンが進むにつれ、来季契約に関する話題も、サポーターは気に懸けなければならないようだ。フランクフルト時代から師弟関係を築いてきたグラスナー監督の動向も含め、シーズン後半への関心事となっていくことは間違いないだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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