日本ゴルフツアー機構(JGTO)が2026年度の国内男子ツアー日程を発表した。19日に行った会見のなかで、従来の賞金に替…

今季ポイントランキング1位で終えた生源寺龍憲

日本ゴルフツアー機構(JGTO)が2026年度の国内男子ツアー日程を発表した。19日に行った会見のなかで、従来の賞金に替わり、年間タイトル等の指標になるポイント制について説明した。

PGAツアーの「フェデックスカップランキング」、LPGAツアーの「CMEグローブランキング」、JLPGAツアーの「メルセデスランキング」等、世界の主要ツアーでポイント制が主流になる中、国内男子ツアーでようやくの導入となる。青木功が会長を務めていた2023年から関係者間での調整が始まり、2年をかけて念願の実施に至った。

倉本昌弘副会長は、「主たるツアーの中で、日本が一番最後になる。もっと早い段階で導入したかった」と吐露する。今季の賞金総額では、最高の「ISPS HANDA 夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント」(2億1300万円)と最低の「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ」(5000万円)に1億6300万円もの差があった。「出ている選手は変わらないのに、賞金の高低によって結果が変動してしまう。(ポイント制になれば)選手の実力がよりはっきりする」と導入の意図を語った。

実際、賞金制による今季の年間タイトルは金子駆大が獲得したが、スタッツの一つとして展開したポイントランキングは生源寺龍憲が1位だった。指標の変化がもたらす影響は大きい。

しかし、そのルールは一般的なポイント制に比べてやや複雑だ。通常の優勝ポイント(500pt)を基準に、国内メジャーは1.25倍(625pt)、海外メジャーは1.5倍(750pt)と増加するのは他と変わりない。独自の点は、通常大会でも「賞金プレミアムポイント」「歴年プレミアムポイント」が付く場合があることだ。

賞金プレミアムポイントは「賞金2億円以上の大会で10%増」、「1億円以上で5%増」のポイントが加算される。歴年ポイントは「40年(回)以上を開催する大会で5%増」となる。国内外のメジャー大会は対象外で、重複となる場合は高いポイントのみが付与される(例:賞金2億以上(10%増)、開催歴40年以上(5%増)の場合は「賞金プレミアムポイント」のみ付与)。

導入に2年を要した苦労が見て取れる内容といえる。倉本副会長は、「元はベーシックポイントだけで考えていたが、賞金をわざわざ高くされている大会になんのメリットもないと。その辺に配慮をした結果だと理解してほしい」と話す。

一方、「ファンの方々にとって分かりやすいポイント制度にしたい思いはある。できる限り早く、シンプルなものにしたい」とも明かす。新たな仕組みはいったん27年までとし、関係各所からの意見を踏まえたうえで28年以降に見直しが図られる予定だ。

ポイントレースの冠スポンサーについては「現在交渉中」とした。今季からポイント制を導入した下部ACNツアーでは、名称が「ACNチャレンジポイントランキング」に決定した。