日本ゴルフツアー機構(JGTO)は19日、2026年度の国内男子ツアー試合日程を発表した。年間タイトル等の指標が従来の…
日本ゴルフツアー機構(JGTO)は19日、2026年度の国内男子ツアー試合日程を発表した。年間タイトル等の指標が従来の賞金からポイント制となる節目のシーズン。現時点で、昨季から3試合減の22試合を確実な予定としている。
新規開催はシーズン開幕戦となる「ISPS HANDA Japan-Australasia Championship」(3月5日開幕)。オーストラリアツアーとの共催で、ニュージーランドのロイヤルオークランド & グランジGCで行われる。冠スポンサーは今夏に「ISPS HANDA 夏に爆発どれだけバーディ取れるんだトーナメント」、「ISPS HANDA 夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント」を主催した一般社団法人・国際スポーツ振興協会(ISPS)。賞金120万豪ドル(約1億2400万円)を懸け、出場156人(日本ツアー枠66人)が争う。
一方、「ISPS HANDA 夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント」(8月)、「パナソニックオープン」(9月)の2試合が日程から外れた。ISPSは今季に続き2試合を主催する。
国内でのトーナメントは海外メジャー「マスターズ」と同週の「東建ホームメイトカップ」(4月9日~/三重・東建多度CC)で開幕する。国内メジャー初戦の「日本プロ」は、大会名称を「日本プロゴルフ選手権大会 センコーグループカップ」(5月21日~/滋賀・蒲生CC)として行う。
ツアー制度がスタートした1973年から行われている「フジサンケイクラシック」、日韓共同主管大会「ハナ銀行 インビテーショナル」、新規大会を加えた3試合は現時点で開催調整中とした。
大会主催者にフジテレビが名を連ねる大会は今季「ロピア フジサンケイクラシック」として開催。15日に発表された来季国内女子ツアーの日程では、「フジサンケイレディスクラシック」は消滅していた。
同局は開催に前向きな姿勢といい、新たなスポンサーを探しているという。現時点で空き週という扱いにはなるが、JGTOとしてはシーズン開幕頃までは回答を待ちたい構えだ。倉本昌弘副会長は、「(大会を開催する)優先権が全くないわけではない、と私は理解している。でなければ、開催中止の方向に入るはず。そうなっていないということは、少なくとも優先権は残っている理解です」と話した。