日本高校野球連盟(日本高野連)は18日、大阪市内でU-18高校日本代表スタッフ総括会議を開き、2024年、25年と日本代…

日本高校野球連盟(日本高野連)は18日、大阪市内でU-18高校日本代表スタッフ総括会議を開き、2024年、25年と日本代表監督を務めた小倉 全由氏(日大三前監督)ら代表スタッフと、26年から2年間代表監督を務める岡田 龍生氏(東洋大姫路監督)が出席し、代表監督の引継ぎやU-18ワールドカップの総括を話し合った。

 会議後に取材に応じた小倉氏は、「優勝という良い報告ができなかったのは申し訳ないと思っているが、選手たちは生活面からしっかりやってくれ、ゲームでも頑張ってくれた。自分の采配ミスもあったが、選手たちがカバーしてくれた。選手たちに感謝して終わった大会でした」と振り返った。

 後任として26年のアジア選手権(開催地は未発表)と27年のワールドカップ(開催地:中国)で指揮を執る岡田氏は、「不安とやってやるぞという強い気持ちが錯綜している状況だが、今日小倉先生やスタッフの方の話を聞かせていただいで、ぜひ来年のアジア、再来年の世界で優勝を目指して頑張っていきたい」と決意を語った。チームとしてはスピード感を大事にし、「ゲームの中だけではなく、攻守交代など高校生らしい全力疾走といったスピード感もありながらチーム作りをして、選手もそういう(面で)選考していきたい」と構想を語った。

 岡田新監督が率いる高校日本代表は、候補選手の強化合宿を2026年4月に行う。それまでにコーチ陣も発表される予定になっている。