現役ドラフトで楽天から広島に移籍した辰見鴻之介内野手(25)が19日、マツダスタジアムで入団会見を行った。赤いネクタイを…

現役ドラフトで楽天から広島に移籍した辰見鴻之介内野手(25)が19日、マツダスタジアムで入団会見を行った。赤いネクタイを締め「広島でひと花咲かせようという気持ち。スピードというか、足という武器を磨いていかないと、この世界では生き残っていけないと思うので、そこは忘れずに広島でもやっていきたい」と新天地での決意を口にした。背番号は69に決まった。

今季は楽天でイースタン・リーグ盗塁成功率8割6分1厘を記録し、31盗塁で盗塁王となった。「まずは自分の武器である足を生かして、どんな形であれホームにかえってくるという、点を取る仕事ができればいいかなと思っています。盗塁もいっぱいしたいです」。広島は今季、リーグ5位の57盗塁に終わり、2桁盗塁は17盗塁の羽月と小園の2選手のみ。スピードと盗塁技術を兼ね備えた走力に大きな期待がかかる。

広島で代走の切り札を担う羽月とは、同学年で24年1月にともにソフトバンク周東の下で自主トレを行った同門でもある。移籍決定後に連絡をとり、共闘を誓い合った。羽月が24年までつけていた背番号69を引き継ぐ形となり「一緒に切磋琢磨(せっさたくま)してやっていきたい」と表情を引き締めた。スピードを武器に、広島の新たな切り札となることが期待される。【前原淳】