ドジャースに内野手として入団…2023年から投手へ ドミニカ共和国出身の26歳、サウリン・ラオ投手が日本ハムと2年契約を…
ドジャースに内野手として入団…2023年から投手へ
ドミニカ共和国出身の26歳、サウリン・ラオ投手が日本ハムと2年契約を結んだと、カブス地元放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」の元スペイン語実況を務めたマイク・ロドリゲス記者が伝えた。異色の経歴を持つ右腕の去就に注目される。
ロドリゲス記者は18日(日本時間19日)に自身のX(旧ツイッター)を更新。「私の情報筋によると、ドミニカ共和国出身の卓越した右腕、サウリン・ラオが日本ハムと2年契約で合意した」と伝えた。契約内容は2年目が球団オプションで、「総額は300万ドル(約4億5000万円)を超える見込み」という。
ラオは2015年の国際アマチュアFAでドジャースに入団。当時は内野手としてプレーしていた。2023年から投手に転向。翌2024年には3Aに昇格し、マイナーでは通算99登板、20先発して防御率3.46、奪三振率9.84をマーク。今季はマリナーズとナショナルズでプレーし、待望のメジャーデビューを果たした。8登板で1勝0敗、防御率4.91だった。
最速は95.8マイル(約154.2キロ)と決して速い部類ではないが、シンカーなどを駆使する技巧派。投球の半分近くがスライダーとなっている。(Full-Count編集部)