ヤクルトが新外国人としてホセ・キハダ投手(30=エンゼルス傘下3A)を獲得することが18日、決定的となった。球団幹部は「…

ヤクルトが新外国人としてホセ・キハダ投手(30=エンゼルス傘下3A)を獲得することが18日、決定的となった。球団幹部は「球団としては取りたいという方向で話が進んでいる」と話した。母国ベネズエラのメディアも契約を伝えた。

180センチ、98キロのキハダは最速157キロの救援左腕。直球主体の投球スタイルで、チェンジアップ、スライダーで打者のタイミングも外せる。テンポも持ち味。メジャーでは今季2登板も、通算142試合の経験を持ち、23年までの4年間はエンゼルスで大谷と共闘した。今季はマイナーで計40試合登板の防御率2・48だった。23年WBCにはベネズエラ代表で出場した。

チームは今季、荘司ら4人が40試合以上の登板で防御率1点台をマークするなどブルペン再建の光が差した。今オフは前ブルワーズ傘下3Aリランソ、前中日ウォルターズを獲得。キハダの加入で、さらなる救援陣の底上げが期待される。