駒大の主将・山川拓馬(4年=上伊那農)が、マラソン挑戦を視野に入れていることを明かした。18日に箱根駅伝(来年1月2、3…

駒大の主将・山川拓馬(4年=上伊那農)が、マラソン挑戦を視野に入れていることを明かした。

18日に箱根駅伝(来年1月2、3日)に向けたオンライン会見に出席。具体的な挑戦時期、大会出場は明言しなかったが、「将来的にはマラソンをやりたいっていうのが一つあって、マラソンでのオリンピックや世界で活躍する選手になるのが1つの目標。そこに向けて今、取り組んでいる」と話した。

山川は1年時に箱根駅伝5区区間4位で好走し、2023年の大学3冠(出雲、全日本、箱根)に貢献した。今季は6月の函館ハーフで世界選手権東京大会男子マラソン代表・吉田祐也(GMOインターネットグループ)に2秒差の3位に食い込めば、11月の全日本駅伝は最終8区で区間3位。2年ぶりの優勝に貢献するなどキャプテンとしてチームをけん引してきた。

3年時までは故障に悩まされた。しかし、数々の名ランナーを育てた大八木弘明総監督(67)から「いかに考えて練習できるか。陸上の偏差値を高く持って行うことがとても大切」と学び、マラソンランナーとなる土台を作り上げてきた。

3冠を知る最後の世代の1人のマラソン挑戦表明には元選手の藤田敦史監督(49)も「彼は元々の練習が非常に好きな選手ですので、マラソンには非常に向いているランナーではないかな」とポテンシャルの高さを感じている。

王座奪還を狙う集大成の箱根路ではエース格の佐藤圭汰(4年=洛南)と同じ2区と自身3度目となる5区を希望した。「やはりエース、キャプテンとして、エース区間に挑んでいきたいという気持ちがあるのと、5区ではリベンジしたいという気持ちもある」。

険しい登り坂の先には世界へつながるロードが待っている。