巨人山口寿一オーナー(68)が「スポーツ産業振興法」を提唱し、DeNA南場智子オーナー(63)も賛同した。18日、都内で…

巨人山口寿一オーナー(68)が「スポーツ産業振興法」を提唱し、DeNA南場智子オーナー(63)も賛同した。18日、都内で「スポーツエコシステム推進協議会」に出席。山口氏は日本のスポーツ産業の規模が約5兆7200億円と推計されながら、球団やスポーツクラブに入る金額が15・6%の約8900億円にとどまると問題視。「スポーツの権利の法的な確立を目指し、適正に評価する。潜在的な価値を、例えば球団のバランスシートに計上できる会計ルール構築を図る」とイメージを描いた。

南場氏は「勢いづけという意味で国がやるべきことはあるだろう」とした。MLBとの経済格差に「(DeNAからカブスに移籍した)今永昇太選手が11時間飛行機に乗ったら年俸が10倍になった」が「日本はWBCでも五輪でも優勝する実力がある」と価値は劣らないと強調。「価値への投資を反映できる経済圏が必要」と、会計ルール変更に賛成した。