レッドソックス吉田正尚外野手(32)が18日、都内でトークショーを行った。自身が共著した「決断-カンボジア72時間-」(…
レッドソックス吉田正尚外野手(32)が18日、都内でトークショーを行った。
自身が共著した「決断-カンボジア72時間-」(主婦の友社)の出版を記念したもので、内容はプロ入り3年目から続けてきたカンボジアでの社会貢献活動を通して自身の生き方や思いをつづったノンフィクション。現地の人々との交流の中で見せる野球選手とは別の素顔も描いており「こんな面もあるんだという、もっと深いところも知ってもらえる」と話した。
吉田はメジャー3年目の今季、昨オフに受けた右肩手術のリハビリのため開幕から長期離脱したが、夏に復帰し、初めてポストシーズン(PS)に出場。ヤンキースとのワイルドカードで敗退したものの初打席で代打2点適時打を放った。PSを振り返り「初めての盛り上がりを感じました。すごく汚い言葉も飛んできたり」と苦笑い。オリックス時代の同僚、ドジャース山本由伸投手(27)がワールドシリーズでMVPに輝く活躍をしたことにも触れ「すごかったですね。米国でも会って、ご飯をしたりしたんですけど。日本人として元同僚として、誇らしいです。お疲れさまでした」と話した。【水次祥子】