SNSで現役引退を表明した中日戦力外の佐藤龍世 中日から戦力外通告を受けていた佐藤龍世内野手が自身のインスタグラムを更新…

SNSで現役引退を表明した中日戦力外の佐藤龍世

 中日から戦力外通告を受けていた佐藤龍世内野手が自身のインスタグラムを更新し、今季限りでの現役引退を示唆した。「最高の仲間達と野球できたのは一生の宝物です」と、西武、日本ハム、中日の3球団で出会った同僚とファンに感謝の思いを届けた。

 冒頭に「ー完ー」と記した佐藤は「良い時も悪い時も応援してくれたファンの皆様には感謝しかないです。3球団どのチームのファンも温かく楽しく野球できました、ほんとにありがとうございました!! そして最高の仲間達と野球できたのは一生の宝物です!」と、7年間のプロ生活を振り返った。

 続けて「この偉大な男の背中を追い続けた7年間。どう足掻いても足元にも及ばなかったけどこれからも背中を追っかけて行きます」と、プロで刺激を受け続けた存在を告白。具体的な名前は投稿には記されていないが、掲載した7枚の写真の1枚目に、写真とともにメンションをつけていることから、オリックスの森友哉捕手と思われる。

 佐藤は西武時代に森とともにプレー。ドラフト1位で西武に入団後、高卒1年目から頭角を表し、若くして西武の正捕手を掴んだ2歳年上の先輩に、投稿を通して感謝しエールを送った。

 今後については「一旦野球とは離れますが佐藤龍世の人生はこれからもまだまだ続いてくのでこれからもよろしくお願いします!」と、28歳で現役引退を決めたことを明かした。決意の投稿の最後には「僕に関わってくれた全てのファンの皆様、仲間達、先輩達、後輩達、指導者スタッフのみなさんありがとうございました!!」と綴り、7年間のプロ野球人生をサポートしてくれた全員に感謝した。

 佐藤は2018年ドラフト7位で西武に入団。2021年8月にトレードで日本ハムに移籍したが、2022年オフに再びトレードで再び西武へ。2023年に91試合、2024年に93試合と1軍で出場機会を伸ばしていたが、2025年6月に金銭トレードで中日に移籍。1軍では打率.197、0本塁打、3打点に終わり、10月9日に戦力外通告を受けていた。(Full-Count編集部)