大谷がNLCS第4戦で放った3本目のHRボール…3億円で買取依頼も ボール1球が、驚きの値段になってしまう。ドジャース・…

大谷がNLCS第4戦で放った3本目のHRボール…3億円で買取依頼も

 ボール1球が、驚きの値段になってしまう。ドジャース・大谷翔平投手がブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦で放った同戦3本目のホームランボールが、オークションに出品されることになったと16日(日本時間17日)に米紙「ニューヨーク・ポスト」が報じた。持ち主のもとには200万ドル(約3億円)の買取オファーもあったという。驚異的な活躍を見せる大谷の記念球には、選手の年俸すら上回ってしまう高値が付く。プレーはもちろん、グラウンド外で生み出す“マネー”も計り知れない。

 同戦で大谷は、「1番・投手」で出場。6回0/3を10奪三振無失点、打っては3本塁打という歴史的なパフォーマンス披露。後世に確実に語り継がれる試合で生まれたボールを手にしたのは、デービット・フローレスさん。同紙によるとボールを求める人物から「クレイジーな」額の買取オファーが殺到したという。

 200万ドル(約3億円)の買取オファーもあったと同紙は言及。今回はそれをも拒否してオークションに出品した。

 毎シーズン驚異的な成績を残す大谷。その分記念球も多く誕生する。同戦で放った2本目のホームランボールもオークションに出されており、27万ドル(約4177万円)で落札。また、昨年の50本塁打&50盗塁(50-50)の記念球はボールとしては最高額となる約440万ドル(約6億8000万円)で落札された。また、ユニホームや盗塁を決めたベース、バット、グラブなどにも高額な値段が付く。

 チームメートには今季最低年俸の76万ドル(約1億1800万円)でプレーした佐々木朗希投手やジャック・ドライヤー投手がいたが、大谷の生み出したホームランボールの方が多くの札束が飛び交っているのだ。

 プレー以外にも個人で多くのスポンサー契約を結び、ドジャースと契約する企業も増加。関大の宮本勝浩名誉教授が10月に発表した試算では、2025年の経済効果は1302億円にのぼるという。ドジャースとの契約はまだ8年残っているが、一人でどれだけの大金を動かしていくのだろうか。(Full-Count編集部)